モハ33 モハ34

2004-12-23

実車について  東京の中央・京浜線用に製造された電車ですが、モハ32と比べると3扉で窓幅も広くなり、リベットの数もぐっと減ってかなり軽快な感じの車両となっています。また、妻板上部の雨樋形状に円弧を採用しており、以降の国電の1つの標準ともなったスタイルが確立されたと言えます。純正の新製17m級国電としては最後の型式となりましたが、モハ34は26両、モハ33に至ってはたった2両しか作られていません。晩年はクモハ12と名前を変えて、支線で用いられました。
ペーパークラフトについて  今回もまた新しい試みとして、台車の幅を従来の 12mm からちょっと広げて 14mm としてみました(ここを参照下さい)。また、17m級の車両だと比較的部品のレイアウトに自由度があるので、縦置きレイアウトを基調にしましたが、横置きレイアウトへの変換を意識した部品配置としました。その他は特に目新しい部分はないので、組立に戸惑うことも無いかと思います。
作例写真 画像をクリックすると大きな画面が表れます。










注 : 作例の写真は、試作品ですのでPDFファイルのものと若干異なります。
ダウンロード 「納戸の電車区」 2004-12-20 の記事からダウンロードして下さい。
組立説明書 こちらを参照して下さい。